キコ/qui-co. ワークショップ『 魂の売り方教えます 』 ~こんな時代だからこそあえての熱血スタイル俳優向けスーパーレベルアップワ ークショップ~

大変申し訳ありません!
定員に達したため、申込みを終了させていただきました。(6/11 23:00)

■当ワークショップについて

「あの役者が見せてくれた魂に金を払ったんだ」
劇場で、心震わせるセリフを吐ける役者に逢った時に思う事です。キャスティン グする人間である私だけでなく客席のお客様も同じような事を思っています。それが感動というものです。

「魂を売る」とは「捨てる」のようなニュアンスでネガティヴに捉えられがちですが、果たしてこんなにも逞しく頼もしい言葉があるでしょうか?
捨てるのではないのです。売るのです。
舞台上で輝く魂に触れたいと欲している人がいるのです。その人にしっかりと届ける必要があるのです。
だけど多くの人がその術を知らない。
そこに売り物になる魂があるのに。
その事に気付いたのがこのワークショップを開催しようとする動機でした。

このワークショップを受講すると、

「芝居で観劇者の心のひだに触れるだけでなくしっかりと自分を売ることもできる」俳優になれます。

 

■講師紹介:
 小栗剛(キコ/qui-co.)
脚本家、演出家、俳優、詩人。
自身のアートプロデュースユニット「キコ/qui-co.」にて東京の小劇場を中心に活躍するマルチタイプのアーティスト。
演劇公演を活動の軸とする「キコ/qui-co.」では全作品の脚本を執筆。演出でも才気を発揮しつつ、自らも俳優として出演。表現の幅はそこに留まらず生演奏、作曲、選曲、グランドデザイン、HP制作からフライヤーデザインにいたるまで「表現」と名のつくもの全てを手がける。

佐藤佐吉演劇祭2010「ウラの目と銀杏の村」にてゴールデンフォックス賞受賞。
2013年にはジャニーズ事務所主導の舞台作品にも脚本で参加。オリジナルの戯曲を寄稿。

 

■講義のテーマ

主なテーマは以下の三つ

「正しいセリフへのこだわり方」
「楽しい魂のみがきかた」
「自分という商品を営業する」

そもそもとして。
「セリフに魂をのせろ」みたいな事をよく言われるけども。
それ、のせなきゃいけない?魂ってなに?セリフってなに?
演出家によっては「、」「。」まで魂込めろみたいな理不尽を言ってくる方も見受けられます。記号にどうやって思いを込めるのでしょうか。
何故にそこまで、言葉のひとつひとつにいちいち魂をのせなきゃいけないのか?
のせたところでなんだと言うのか?

新しい時代だというのに、東京の小劇場界隈は相次ぐ活動休止や解散の報に若干憂鬱な面持ちです。崩壊しっぱなしの需要と供給のバランスなど、様々な問題を抱えています。

あえてこのタイミングで、こんな時代だからこそ、

「ことば」にこだわりたい。
「魂」にこだわりたい。
「セリフに魂をのせる」ことにこだわりたい。

そんな芝居を「売る」。そんなことができたら最高だ。
お客さんも演出家も、そんな最高な俳優に出会いたい。

「心がふるえる」「魂にうったえかける」タイプのお芝居を作りつづけてきた小栗です。昔ながらの熱血作演でもある一方、マルチアーティストでもある私はおそらく、視点の多さという面では特異な人間です。情熱とロジックを総動員して
「あいつのこころを揺らす」俳優の術を伝授し、「魂の売り方」をお伝えします

結論から言いますと、
「、」「。」にも魂は込められます。

 

 

■講義メニュー

計4コマ(内1コマはロング)を利用して以下の内容を座学とグループワークで深
め、最終的にはとある物語のワンシーンを立ち上げていきます。

★正しいセリフへのこだわり方
1.自分の言葉で話す
  →台本とは他人の書いた言葉でできている。それを自分の言葉として話すためのメソッド。

2.セリフの覚え方で重みが変わる
  →他人の書いた言葉でも、それをどのように覚えるかでリアリティを宿すことができる。

★楽しい魂のみがきかた
  →魂を磨く、なんて気合いを入れなくてもストイックならなくてもなくできる。視点を変える事ひとつで楽しめる普段の魂との付き合い方と自己肯定のススメ。

★自分を商品化する
1.自己紹介を科学する
  →オーディションや稽古のはじまりでまずすることは自己紹介。最高の営業チャンスで何を話すべきかを様々な側面からコーディネイト。

2.営業トークスキル講座
  →経営コンサルタント会社にて実際に使用されている営業トーク理論を俳優用にアレンジしたものをテキストとして使用。

★台本カット術
  →台本の不要なシーン、セリフをカットします。どのようにカットするかを学ぶことで台本の「肝」を知ることができます。

■日程:
 令和元年 夏

 7/6(土)18:00~21:00
 7/13(土)18:00~21:00
 7/20(土)18:00~21:00
 7/26(金)14:00~21:00  ←注意!ここだけ曜日と時間が違います。

終了後懇親会あり(参加必須ではないです。お気軽に。)

但し、定員に達し次第締め切らせていただく場合がございます。

■対象
俳優。

脚本家や小栗剛作品に興味のある方も受講できます。
シーンを作るグループワークでは実際に芝居をする予定です。
どうしても無理だ、という場合は遠慮なくご相談ください。

■場所
都内(応募者のみにメールでお知らせします)

 

■料金:
 8,000円(4コマ)

 

■お申し込みにつきまして

★申し込み締め切り 
6/30(日)23:59
※但し、定員に達し次第締め切らせていただく場合がございます。

 

★時間、日程があわないよ…
基本的には全コマ参加していただきたいですが、
あきらめずに一度ご相談ください。
または単日のみの参加についてもご相談ください。

★懇親会だけいきたい
いらっしゃらないと思いますが、こちらについてもご相談どうぞ。

★申し込み方法

大変申し訳ありません!
定員に達したため、申込みを終了させていただきました。(6/11 23:00)