キコ/qui-co.
10th pollination


『鉄とリボン』

【戯曲/演出/構成】

小栗剛(qui-co.)


【出演】

佐藤健士(キコ/qui-co.)
東澤有香(キコ/qui-co.)

藤原薫(十七戦地)
川上憲心(劇団風情)
菅野貴夫
柘植裕士
林愛子
家田三成
相馬有紀実(CES)
北川義彦(十七戦地)
岩崎あゆみ(劇団フェリーちゃん)
田中祐理子
伊井ひとみ
熊野ふみ
金澤卓哉
佐藤鈴奈
吉田能(あやめ十八番)
西村亮哉(LOW HIGH WHO?)
小野雄大(うたたね)
エリカ(BLASH)

ハマカワフミエ


【スタッフ】

演出助手チーフ:渡邉祐太
演出助手:中神芽依、田野友里恵、金子晴菜、依田玲奈、安田明由
舞台監督:吉倉優喜
照明:小林愛子(Fantasista?ish.)
音響:杉山碧(La Sens)
舞台美術:平山正太郎(Centreline Associates)
美術助手:今井祥子

衣装:松島千晃
スチール:阿萬芽衣
音楽監督:吉田能(あやめ十八番)

メインテーマ:「さよならアルカ」by エリカ(BLASH)

劇中映像:荒船泰廣

制作:サリバン・レコード


【協力】

フォセット・コンシェルジュ、CES、
MOTION GARALLEY、阿佐ヶ谷アートストリート、
武蔵野市、杉並区、朝日文化財団、
茄子おやじ(カレー)、ポルトガル大使館



【劇場】 

座・高円寺 2 

http://za-koenji.jp/guide/index.html


【タイムテーブル】 

2018

52日(水) 19:00
53日() 12:00/17:00

 会場は開演の30分前となります。


【料金  

前売 3,000円

  当日 3,500  

中高生 1,500円(前売/当日)


チケット予約フォーム

 

 

【あらすじ】

春の海。暖かな島。地図に無い町「はなよめのまち」。
大きすぎる神社の隣には製紙工場がある。

煙突から放たれる白い湯気は海岸からでも見える。

誰かの庭に少女たちが集まり、この春一番の冒険を企てる。


「下弦の月夜。『はなよめ』に会いに行こう。」

土手を横道に逸れ、見返り柳を目印に五十間坂を下りると、
そこに遊郭はあった。

茶屋が軒を連ねた先には小さな遊園地や劇場さえある。
夜が近づく頃、女たちは生命活動を始める。街角のどこかで誰かが歌を唄う。
その声を合図に街の灯が燈ると、夕映えの蒼い空の下、
破裂しそうな活気が茶屋の裏路地にまで満ちていく。

この町の特産品こそ『はなよめ』。

 


「アルカの祭」と呼ばれる祝祭は唐突に行われる。
祭りの日、誰かが『はなよめ』を連れて行く。

この町を出て行く。二度と戻ることはない。

その日のために『はなよめ』は育てられる。作られる。その日を待つ。
少女たちは『はなよめ』に憧れる。死んでしまいそうなほど胸を焦がして憧れる。

その美しさに憧れる。白い手の可憐さに憧れる。誰をも見ない冷たい目に、畏れる。
わたしも『はなよめ』になりたいと願う。

これは、わたしの物語。

わたしが町で暮らした記憶。

最後の日は、幻想のようでした。

わたしたちが逃げる田んぼのあぜ道は、水が張られてキラキラ。
裸足がどろ水を蹴り上げました。
乱視の視界が滲んだ向こうに捉えたものは、
誰もいない道に置かれたグランドピアノ。
ねえ。
わたしが弾かなくても勝手に鳴るから。
おもいだしてね。
わたしを。
うたうあなたのこえは。
だいすき。
さよなら、
アルカ。


キコ旗揚げ作品「はなよめのまち」をベースに、

「幻想」のテーマのもとまったくの新作へとリ・ボーン!

会話劇のスリルと音楽生演奏のギグ!
総勢21名のキャストによる幸福のクラップアンドステップ!
先の読めないキレキレのストーリーテリング!
ふりそそぎ、結びつき、破裂する「ことば」のマジック!
そして立ち上るのは美しい遊郭世界。可愛い残酷世界。懐かしい生命世界。
現実の体のままご来場ください。浮世に宝物を探す冒険をしましょう。

さあ、幻想はどこにある?

キコ/qui-co.が贈るファンタジー音楽劇。
「鉄とリボン」