キコ/qui-co.

物語は幻想、映像は写実、音楽は狂騒、言葉は精霊、身体は清潔、血液は濁流、文字は恋愛、住居は森林、寝床は海底、舞台は生命。

 

【キコ/qui-co.】

キコ qui-co. は、

アーティスト・小栗剛が造り出す「ストーリー」を体感提供するアートユニットです。
2010年3月始動。演劇公演を主な活動内容として参りました。

キコの主な商品は「物語」です。

演劇公演、映像、ライブ、写真、ワークショップなど各種パフォーマンスを通して(手段を選ばず)「ストーリー」を提供します。

ではその「ストーリー」とはどんなものか?

「浄化」を体感するものです。

スポーツの清々しい敗北の後の仲間との別れの様な、心から愛した異性とのあまりにも鮮やかなキスのような、愛しい家族との死別から初めての春に泣く桜の森のような、人生に起こる穢れ(ケガレ)が美しい感情(ハレ)に取って替わる現象、これを浄化と定義しております。

「浄化」を様々な表現技法で「ストーリー」として提供するユニット、これがキコ/qui-co.です。現在までの活動は演劇が主ですが、概ね頂くお客様からの声はざっくり言うとこの三つ。キコ作品の体験者にはこの三つの感覚をお約束します。

「鳥肌がたつ」「清らかな気分になる」「恋がしたくなる」

というものです。「恋がしたくなる」。素晴らしいじゃないですか。

こんな風に日常に根ざした有機的な「浄化」を提供しています。ある意味、健康食品です。その効果を「ストーリー」を使って起こします。

キコは、演劇や映画や小説、絵本など現在の世界に在る既存の「物語の伝え方」を徹底追求しつつ、新時代における「新しい物語の伝え方」を研究開発する機構でもあります。心理学、社会学、文化人類学に根ざし「医療」とも呼べる領域に「ストーリー」を昇華させたい。可愛い恋に溢れた社会にします。すべての子供たちをダンスさせます。

世界を治癒するぞ、と本気で思っているちょっとだけイカれたアートユニット。

これを「キコ/qui-co.」と呼びます。